劇団『夢波』のブログ。
劇団夢波は伊豆下田・南伊豆地区で活動しているアマチュア劇団です。
劇団夢波では次回公演に向けて随時、劇団員を募集しています。年齢、経験は不問。一緒に舞台を創りましょう!
公演・劇団、団員募集に関するお問い合わせ先
メール:es-shimoda@hotmail.co.jp

2017年03月25日

思い出のたまごの思い出C

(思い出のたまごの思い出Bの続きです)
足先にぶつかったのは単管パイプでした。よく工事現場の足場として使われているパイプです。
単管パイプを持って、コンクリートの床を叩いてみます。当然金属音がしました。
(そうだよ、たまごから金属音がしないなら、金属音のするもので叩けばいいんだよ)
発想の転換でした。
私はカナヅチの方も作ることにしました。
単管パイプとカナヅチの柄を購入しパイプを適当な大きさでカットし柄を入れる穴を開けます。ペンキでパイプを黒色に塗り、乾いたら柄をパイプに差し込みます。

kanaduchi01.jpg
↑完成品。横面からならカナヅチに見えまが......

kanaduchi02.jpg
↑正面からだと空洞が!

写真のとおり、正面からだと空洞が見えますが、振り下ろすのは一瞬。まさかカナヅチが空洞なんて思いもしないでしょうから、バレる可能性はないです。
肝心の音ですが、ちゃんと「カーン」という金属音がします。ただ、フライパンを叩いた「コン」という音もするのでちょっと変な感じもしますが、まあ、及第点でしょうか。

こうやって、出来上がった思い出のたまご(とカナヅチ)ですが、一番の問題は公演が終わると何の使い道もないんですよね、これ。
今回に限った事じゃないですが、捨てるに惜しいこういうものがどんどん増えていきます。他の公演でも使えそうなものはいいのですが、置いておくのにもスペースに限界が......

たまご、欲しい人いないかなあ......
posted by 劇団夢波 at 11:11| 静岡 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月19日

思い出のたまごの思い出B

(思い出のたまごの思い出Aの続きです)
思い込みとは恐ろしいものです。確かに台本を読むと、具体的に横であるという記述はないけど、横と思わせる記述もあったりします。私以外全員が横だと思ってたのだから私の責任です(後で「私も縦だと思ってました」と告白したのもいましたが)。
さあ、どうしましょうか。
前回のブログで公開した写真のものを、もう1個作って繋げればできそうな気がします。台本にある設定の1/3は地面に埋まってるというのを守って、下1/3を切ると今度は高さが低くなり、客席から見えにくくなります(高さ90センチ→60センチ)。
いちから作り直すか?と思いましたが、そもそも横にした場合どんな大きさになるのかを考えました。

たまご(鶏卵)の縦横比はほぼ4:3になります。
たまごを横にして全体の半分が見える状態で、その高さが90センチあるとすると、横幅の一番長いところが240センチにもなります。
......デカすぎないか?
舞台の始めから最後まで舞台上にあるのならともかく、それほど広くない舞台袖にこの大きさのものを置いておくのは難しいです。

という説明をみんなにして、たまごは縦にする事に。よかったよかった。
さて、次の問題は金属音です。
これに関しては、たまご最上部に入れる金属を色々と探しましたが、なかなか良いものがありません。
金属音というと、高い「カーン」という音を思い浮かべるでしょうからそういう音のする金属で、叩き損じがないように、たまごの上部全体を覆うような半球型のものがベストです。
けど、そういうものは意外とありません。
まず、思い浮かぶのはフライパンや鍋の類ですが、これが意外といい音がしない。
設定どおりアルミ製という鍋をゴミ処分場で見つけましたが、全然いい音がしません。フライパンもそんなに良くないです。一番良いのは中華鍋ですけど、そうそう中華鍋なんて処分場にないし、要らない人もみつかりません。
買うか?と思いかけたときに、演出の方からウチのフライパンが古くて新しいのに替えるからという事でフライパンを貰いました。

けど、これがいい音がしないんです。アルミ鍋よりはいいけど。
これはどうにかしないと、と思ってホームセンターを当てもなく歩いていたとき、足先を何かにぶつけました。
「カラン」
このとき奇策が浮かんだのでした。

(思い出のたまごの思い出Cに続きます)

posted by 劇団夢波 at 14:55| 静岡 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月05日

思い出のたまごの思い出A

(思い出のたまごの思い出@からの続きです)
さて、実際の作成です。
前回発泡スチロールで作ると決めましたが、問題は大きさ。1メートル角の発泡スチロールを削り出せばいいのでしょうが、そんな発泡スチロール見た事ありません。恐らく、美術の素材としては何処かで売ってると思うのですが、相当値が張るだろうなあというのは想像できます。なので、安い方法を採用しました。

@厚さ3センチ、90センチ四方の発泡スチロール板を用意する。これはホームセンターでもよく見かけるものです。

Aその板の中心から紐を張り、紐の先にはペンを取り付け、ペン先は板の一番端にして、コンパスで円を描くようにペンで円を描く(つまり最大限大きな円を描く)。

Bペン先を数センチ戻してもう一度円を描く。

C引いた線をスチロールカッターで切る。

すると、数センチ幅のスチロール輪っかとスチロールの円ができます。このスチロール輪っかを何枚も重ねるとたまごの元ができる、という作り方です。たまご型なので、上に重ねる輪っかは下の輪っかより小さく作ります。新品の板から何枚か輪っかを作ると、始めに作ったスチロールの円の方からも輪っかを取る事ができるので材料の節約になります。
3センチの厚さなんでこれを30回繰り返します(残り10センチは金属を入れる)。

tamago02
↑0から21枚目まで。0の下に−8まで作る。

作り始めたのは夏。みんな忙しくて、あまり演出や劇団員と煮詰めないで作り始めたということもあって、LINEでやりとりして報告しながら作るという方法を採りました。写真も送れるし文明の利器は便利だなあと思っていたのですが、ここに落とし穴があったのでした。
夏の終わり、久々にみんな集まって台本読みなどをしていたときに、たまごの進捗状況の話をしました。

ふ〜みん「(床を示し)大きさは大体このくらいで(90センチの円)高さは腰くらい(1メートル)で......」
演出「えっ、小さくない?」
ふ〜みん「そう?小さいかなあ(手で上記写真のイメージで示し)こういう感じだよ?」
演出「あの、たまご横なんだけど?」

頭が真っ白になりました。(思い出のたまごの思い出Bに続く)
posted by 劇団夢波 at 14:39| 静岡 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする